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2023
06
08
1828
イヴ・コゾフスキー・セジウィック
クローゼットの認識論
セクシュアリティの20世紀
青土社 1999
Eve Kosofsky Sedgwick Epistemology of the Closet
外岡尚美 [訳] 編集/石井真理 協力:小野俊太郎・夏目博明・土橋正・巽孝之・山崎俊明 装幀/高麗隆彦
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1828
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2023年6月8日
by
teradaira
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思構篇
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『クローゼットの認識論』
「"クローゼットの中にあること"それ自体が、沈黙という発話行為によって始められたパフォーマンスである」P.12
「公然の秘密の構造を扱うには、わかりきったことを問い直す危険をあえて冒すくらい恥知らずであって始めて、変容の可能性のあるところにまで踏み込むことができるのである」P.34
「特に私が恐れているのは、個人のゲイ・アイデンティティの発達や起源について問うという枠組みは、そのアイデンティティを根絶するという、個人を超越した西洋の暗黙のプロジェクトまたは幻想によってすでに組織化されているということである」P.57
「クローゼットに生活を形作られていないようなゲイは、ほとんどあり得ない」P.98
「カミング・アウトという行為は、権力を伴う無知を、無知として暴くことができる。無知が装う空洞としてでも空白としてでもない。重みのある、領有された、影響力のある、認識論上の場として」P.110
「カミング・アウトすることさえ、クローゼットとの関係を終わらせることにはならないのである」P.115
「男が男を欲望することの意味について、出現しつつあった「ホモ」の読み方の真髄にはるかに近いもの、すなわち「私は彼を愛していない。私は彼である」という文法だ」P.229
「ホモフォビックな衝動の抜け落ちたことはないホモセクシュアルの問題こそが、クローゼットを構成しまたそれを食い物にするエネルギーを画定し続けるものなのである」P.354
⊗折口信夫、稲垣足穂ほか/著,高原 英理/編集
⊗少年愛文学選 (917) (平凡社ライブラリー お 30-1)
⊗平凡社
⊗足穂, 稲垣/著
⊗ヴァニラとマニラ―稲垣足穂コレクション〈4〉 (ちくま文庫)
⊗筑摩書房
⊗足穂, 稲垣/著
⊗少年愛の美学: A感覚とV感覚 (河出文庫)
⊗河出書房新社
⊗イヴ・K・セジウィック/著,Sedgwick,Eve Kosofsky/原名,上原 早苗/翻訳,亀澤 美由紀/翻訳男同士の絆―イギリス文学とホモソーシャルな欲望―名古屋大学出版会
⊗ローレンス・スターン/著,高橋昌久/翻訳
⊗センチメンタル・ジャーニー
⊗京緑社
⊗ジュディス・バトラー/著,竹村和子/翻訳
⊗ジェンダー・トラブル 新装版 ―フェミニズムとアイデンティティの攪乱―
⊗青土社
⊗ジュディス・バトラー/著,佐藤 嘉幸/監修,佐藤 嘉幸/翻訳,竹村 和子/翻訳,越智 博美/翻訳
⊗問題=物質となる身体 「セックス」の言説的境界について
⊗以文社
⊗バトラー,ジュディス/著,嘉幸, 佐藤/翻訳,知子, 清水/翻訳
⊗自分自身を説明すること―倫理的暴力の批判 (暴力論叢書 3)
⊗月曜社
⊗ジュディス バトラー/著,Butler,Judith/原名,和子, 竹村/翻訳
⊗触発する言葉―言語・権力・行為体
⊗岩波書店