Monthly Archives: 10月 2001

0389

 今夜はぼくの胸が淡くて懐かしい絞り染めになっている。遠いものが胸の奥でブーン・ブーンと鳴っている。『十五少年漂流記』のせいだ。  中学時代に読んだのか、小学生のときに読んだのか、さきほどページを繰っているうちに、どこか … Continue reading
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