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 口に入れたとたんに未知の可能性の広がりと味わいを感じられる本に、ときどき出会える。スティーヴン・ミズンの『歌うネアンデルタール』(早川書房)は、かなり大胆で興味深い仮説の味覚をもたらしてくれた。感心した。  ミズンは人 … 続きを読む 1672